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    新学期が始まって一週間過ぎた頃でしょうか。大学生にとっては長い長い冬休みが終りました。冬休みはインドに行ってきたのですが、それはまた別の話。下宿先に新しいお隣さんがやってきたり、新勧をしている学生に声をかけられたり・・・桜と共にやってきた、ふわふわとした空気感に「またこの季節が来たのだなぁ」と懐かしくなります。

    さて。
    今日は四条の繁華街で通行していた男女18人を車がハネる事故があったそうで、全国ネットで速報がながれていました。今現在で運転手である容疑者を含めて8人死亡、その他の人も重軽傷を負っているそうです。この場所は、私が通う大学から自転車で20分程度であり、「そこにいたのが私かもしれない」という恐ろしさに背筋にゾクッとしたものが走りました。生と死の境目は本当に曖昧なもので、混乱させられます。一回生の頃は何かと傷ついて泣いたり、新しい環境で焦ったり楽しんだり・・・まだ全力で「生」を感じていた気がしますが、最近はすっかり飽和状態。お腹がすくこともなければ、全力で傷つくこともない。失敗したり、太ったり、失恋したりしたらそりゃあちょっとは落ち込みますけれども、すっかり慣れてしまって「よくあること」の一つとしてごちゃごちゃとした心の引き出しにしまわれてしまいます。

    はたして、私は生きているでしょうか。

    あと数ヶ月でまた、友人が亡くなった季節がやってきます。死に目に会えなかったからか、未だに亡くなったという実感はなく、友人はあの漫画みたいにくしゃくしゃな笑顔のままで、どこかで笑って生きている気がします。私と彼女の、生と死の境目はどこにあったのだろう。

          

    久しぶりに更新すれば、こんな落としどころのない話を書いてしまった。また明日の夜にお会いしませう。かしこ。

    | じぶんのこと | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
    <2012年1月>見た映画、面白かった映画
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       見た映画

      ・あずみ(2003)
      ・GSワンダーランド(2008)
      ・パーマネント野ばら(2008)
      ・エイリアン(1979)
      ・グロリア(1980)
      ・トルソ(2010)
      ・愛のむきだし(2009)
      ・ダージリン急行(2007)
      ・ランウェイ☆ビート(2011)
      ・冷たい熱帯魚(2010)
      ・ホテル・ルワンダ(2004)
      ・ノルウェイの森(2010)
      ・ロボジー(2012)
      ・地獄門(1953)
      ・クワイエットルームにようこそ(2007)
      ・百万円と苦虫女(2008)
      ・SHINOBI~HEART UNDER THE BRADE〜(2005)
      ・日本沈没(2006)
      ・ハチ公物語(1987)
      ・肉体の門(1964)
      ・CURE(1997)
      ・ぐるりのこと。(2008)
      ・菊次郎の夏(1999)
      ・ストロベリーショートケイクス(2006)
      ・BANDAGE(2010)
      ・天使の恋(2009)
      ・リンダリンダリンダ(2005)
      ・感染(2008)
      ・シーサイドモーテル(2010)
      ・イキガミ(2008)
      ・空気人形(2009)
      ・UNDO(1994)
      ・東京少年(2008)
      ・Dear Friends(2007)

      <面白かった映画>
      1位 愛のむきだし
      2位 リンダ リンダ リンダ
      3位 ホテル・ルワンダ
         肉体の門
         CURE
         空気人形


      | - | 23:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
      震災ものは、痛すぎる。(映画「僕の彼女はサイボーグ」感想)
      0
        「僕の彼女を紹介します」の監督が手がけた作品、「僕の彼女はサイボーグ」。
        全体的に、テンポよくチャーミングな作品だった。カメラ回しも迫力があって好き。正直ひいてしまうような暴力シーンや犯罪シーンも多かったところはマイナスかな。犯罪シーンは置いておいて、殴るシーンが多かったのは、韓国人の監督が撮っていることを考えれば自然なことなのかもしれない。というのも、高3の頃韓国映画が好きで、「私の名前はキム・サムスン」や「華麗なる遺産」などを必死に見ていたが、それらもやたらと暴力シーンが多かった。この間みた映画、「息もできない」もそうだ。そのため私はなんとなく韓国人は日本人より「殴る」ことが当たり前なのかな?と思っている。まぁ決めつけはいけないので、韓国出身の友人に聞いてみるとします。あ、ラストはちょっと・・・あの・・・ドラえもんの影響を受けてるんだろうなぁと感じた。小出恵介、のび太じゃないの。ありゃま。

        さて、この映画のキモは東京大震災のさなか主役の二人が愛を確かめ合うシーンなのだが・・・見ていられなかった。どうしても、東日本大震災で見た「現実」の過酷さや惨さが甦ってくるからだ。TVで見ただけでも、「現実」は比べものにならないほどもっと凄まじかった。被災地から遠く離れた京都にいる私も、言いようもない不安におそわれていた。そんな「震災」での恋愛シーンに感動するなんて申し訳ない・・・そんな風に本能的に感じていた。

        ちなみに、この映画の震災のロケ地は福島県いわき市。あぁ、本当に映画シーンを見て感動することを罪に感じてしまう。・・・純粋に映画を楽しむって難しいね。


        JUGEMテーマ:映画の感想

        | 映画 | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
        ロボジー(ネタバレなし)
        0
          久しぶりに劇場での映画鑑賞。公開して間もないので席が取れるか不安だったが、雨のせいか簡単に友達含めて3人並びの席を取ることができた。久しぶりすぎてチケット代1400円に驚き、立命館大学の学生に嫉妬を隠せない(立命生は学生証提示で1000円だそうな)が・・・久々の映画館は新鮮そのものだった。映画を見るための空間づくり、そのためのイス、そのための音声機器、照明・・・あのポップコーンの匂いさえ、映画の一部になりうるような気がする。映画館ってやっぱりワクワクする。お金がかかるから頻繁には行けないけど。

          感想としては・・・・・・うーん・・・・・・。結論から言えば非常に「普通」の作品。大学の試験で例えれば「Aは取れるけど、Sはとれない答案」のような、及第点の作品だった。矢口監督作品はいつも面白いので安心して見ることができるけれど、今回の作品に関して言えば新しい発見がなかった。大学の友達に勧めることはできても、生粋の映画好きには進められない。吉高由里子は可愛いどころの役かと思いきや、変態並みのロボットオタクの役で恐いくらいだった。可愛い女の子が一人もでてこなかったのがちょっと残念。☆3つ。

          最近1日1本映画を見て思うのは、私の好きな映画の定義は「挑戦」なのだということ。社会や、宗教や、文化・・・誰もメスを入れなかった、入れることができなかった部分に果敢に挑む映画が好きだ。もちろん肩の力を抜いて見ることができるような映画も好きだが、それならそれで映像技術や役者の本気が見たい。とはいえ、私もまだまだ映画を見る目が肥えていないので、魅力に気づけていないだけの作品もたくさんあるだろう。もう500本ほど見たら、映画の見方はまた変わるのだろうな。見れば見るほど深い楽しみ方ができるはず。私はもっと深いところに潜りたい。

          さぁて、「ヒミズ」を見に行くかな。

          JUGEMテーマ:映画の感想
          | 映画 | 21:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
          自由の女神(エッセイ)
          0
            深夜22時。人通りの少ない道で一人、寒さに震えていた。

            事の発端は宇多野ユースホステルでのイベント「旅ログ」の帰り道。初参加にもかかわらず温かいスタッフや参加者の方々に迎えられ、楽しい時間を過ごした。21時22分の最終バスに乗り、あとは北野白梅町から自転車で帰るだけ・・・。このイベントの前に9時間のバイトをこなしていた私の体力ゲージは残りわずかで、ひたすらぼーっとバス運転手の「北野白梅町」のアナウンスを待っていた。

            しかし。

            いつまでも北野白梅町に着かない。とうに北野中学前を過ぎたにもかかわらず北野白梅町に着かない、というのはおかしくないか。北野中学の「北野さん」は北野白梅町の「北野さん」とは別の「北野さん」なのか。北野なんてどこの地にもたくさんあるし、全国に「北野さん」はたくさんいるはずだ。京都の地に「北野さん」がたくさんいても仕方ない。もしかしたら北野中学の北野さんと北野白梅町の北野さんはちょっとだけ遠くに住んでいる親戚なのかもしれない。もうすぐ北野白梅町のアナウンスが流れるはず・・・そう思いたかったが、やはりバスの乗り間違えだった。正確に言えば、バスの系統自体は合っていたのだが、北野白梅町には止まらないバスに乗ったらしい。私は車内の路線図を見ながら自身の失態を知った。北野さんの妄想をしている場合じゃなかったのだ。

            四条烏丸まで行ってとりあえず家に帰るか、今すぐ降りるかを悩んだが、まぁ自転車を後日取りに行くのも面倒なので、すぐに「太子道」で下車した。同じイベントに参加した男女に手を振り、バスを見送る。まるでそこが目的地かのように振る舞う私にきっと彼らは騙されたことだろう。停留所から私は何食わぬ顔で歩き出すそぶりをし、バスが走り出したのをみて「はて、どうしたものか」とどこか暢気に考え始めた。すでに疲れのピークがきている私は思考が鈍っていて、方向音痴にもかかわらず果敢に北野白梅町まで歩くことにした。21時50分。夜はまだまだこれから。

            久々に歩く冬の夜道は透き通った匂いがした。誰にも汚されぬような誇り高き空気をどれだけの人間が知っていようか。この人通りの少ない夜道で真っ白な空気を味わう贅沢。歩けば歩くほど、私の脳内は現実と妄想が曖昧になっていくようだった。太子道とはそもそも地図ではどのあたりなのか、北野白梅町には運動不足の私の足でどれほどかかるのか、何も分からぬまま歩き続ける。だんだん足が重くなっていく。

            22時をこえてやたらと増えたタクシーに誘惑される。旅ログで公言したインド旅行を思い出して、上げかけた手で頭をかく。「節約、節約・・・」と唱えながら寒さに震える。バスくらいなら乗ってもいいと思うが、そこここの停留所で見る路線図全てが白梅町に止まらない。しかたなくまた歩く。22時20分。とうとう私の知る場所に出た。鈍った頭にぬるりとした衝撃が走った。

            千本二条。

            全くもって私は、30分も逆方向にに歩いていたのだ。思い出せばそこここのバス停で白梅町が路線図に入っていないのもうなずける。白梅町に行くバスと反対側を歩いているからだ。「あれと同じだ・・・」と映画のワンシーンを思い出した。小学生の頃に見た映画、「猿の惑星」のラストシーン。主人公は必死の思いで猿の支配する土地から逃げて、その道中で荒んだ自由の女神像を見つける。「猿の惑星」が地球の未来であると知ったと同時に、逃げ場はないことを思い知らされるのだ。

            絶望と同時に、二条から北野白梅町まで歩くのは諦めた。反対側の道であっさり北野白梅町行きのバスを見つけ、やるせなさを感じながらセブンイレブンでおでんの白滝75円で暖をとり、10分後の最終バスを待つのであった。

            歩いた道をただただ引き返すバスの中でさらにやるせなさを感じたのは言うまでもない。

            宇多野に行くまでもバス停を探す間に一本バスを逃し、さらに一本違うバスに乗ってしまったのは秘密。


            | エッセイ | 21:42 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
            映画「トルソ」(ネタバレなし)
            0
              巣鴨子ども置き去り事件を題材にした映画、「誰も知らない」を見たときの衝撃は大きかった。評判は聞いていたけど、初めて見たのは昨年。それまでこの作品を見ていなかった自分を悔いるほどにひきこまれたあの映画は、今でも私の好きな映画ベスト3に入る。

              「トルソ」は、「誰も知らない」で撮影監督をつとめた山崎裕の初監督作品である。
              トルソ(彫刻用語で四肢のない胴体だけの作品のこと)をまるで恋人のように扱うOLヒロコの日常を誇張せずに淡々と描くこの作品には、女性ならば避けられない性への恐怖やトラウマ、やるせなさが詰め込まれている。まるで盗撮映像のようなカメラワークや手ぶれ感は「誰も知らない」の撮影方法と似通っていて、懐かしさをおぼえた。

              結論から言えば、この作品は面白くなかった。
              音楽などの演出方法が今ひとつで、やりたいことや伝えたいことは分かるのに、それを表現し切れていない。テーマや題材が面白いだけにもったいなく思え、「誰も知らない」の是枝監督が撮れば最高に面白かっただろうになぁ、なんて思った。

              この作品のために体はった渡辺真紀子がすごかったので、☆2つ。
              やはり日常にすむ非日常は淡々と描くほどこわい。怪談話と同じですね
              | 映画 | 18:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
              映画「グロリア」
              0
                小学3年生の春、私はラテン系の男に恋をした。
                かつての恋人・仮面ライダーを捨て、休日の朝はいつも映画「マスク・オブ・ゾロ」のDVDを釘付けになってみたものである。アントニオ・バンデラス演じる二代目ゾロとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ演じるエレナ・モンテロの情熱的かつ刺激的な恋に憧れを抱いた私は、バンデラスを「結婚したい人リスト」のトップに記したものであった。当時石橋貴明なども載っていたこのリストの話はさておき、この映画が私の原点であることは間違いない。

                はてさて、本日鑑賞した「グロリア」もラテン系の男の子が出ずっぱりの映画であった。
                1980年制作のアメリカ映画で、舞台はニューヨーク。名作映画「レオン」の原型になったと噂される本作品は、ストーリーも大体レオンと同じで、マフィアの会計士をしていたが裏切りが発覚し、惨殺された家族の生き残りフィル(6歳)を連れて、フィルの母の友人であるグロリアがマフィアから逃げ回る話だ。

                <「レオン」の原型と言われる「グロリア」。二つの映画は本当に似ているのか?>

                確かに、大まかな話はレオンの男女逆バージョンと言っていいが、作りが違う2つの映画は別物と言っていい。映画「レオン」がそつなく綺麗にまとめ上げている印象を受ける一方で、この作品はかなり突っ込みどころが多い。ニューヨークという町がよく分からないからなんとも言えないが、「あんなに子どもを連れ回していて不振に思われないのか?」とかもろもろもろもろ。そして、「レオン」がある種の憧れを抱くシチュエーションかつ美男美女であるのに比べ、「グロリア」は6歳の少年と母親の友人である年増の女性(演じたときの実年齢は45歳)。見ていて「レオン」の二人が恋愛に発展する可能性を感じる一方で、「グロリア」は絶対に「なしだ」と想いながら見ることができる点に大きな違いがあると思う。「レオン」はアクション・ラブであり、「グロリア」はアクション・ハードボイルドなのだ。

                「グロリア」は全体の作りが雑な印象を受けるし、主演女優も美しくはない。フィル少年も年相応のわがままや生意気を言う(「レオン」でフィル役にあたるマチルダのようにかしこくはない)。しかし、だからこそグロリアが銃を撃ち回すアクションがかっこよかったり、フィルがうざ可愛かったり、そんな二人の掛け合いが絶妙に面白かったりする。

                私は結構好き。あと、オープニングの色とりどりの絵が素敵だった!
                ☆4つ
                 
                フィギア選手のラテン系、エヴァン・ライサチェクも好き。



                | 映画 | 01:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                映画「パーマネント野ばら」(ネタバレなし)
                0
                  育ちは横浜、暮らしは京都。利便性と人混みに囲まれて生きてきた私は、「田舎」というものがさっぱり分からない。大学で田舎から出てきた友人の話を聞けば、「コンビニの種類がない」だとか「1時間かけて山を下りて学校に通っていた」だとか、驚かされることばかりである。しかし、その話をする彼女たちの口調はどこか愛情を含んでいて、恋人の文句を言っていても何だかんだでノロケ話をしている、恋人の話をする女によく似ている。

                  映画「パーマネント野ばら」は、実にリアルな「田舎くささ」を感じることができる作品であった。ダサくて、下品で、あたたかくて・・・そんな世界観を作る映像には、都会育ちの私さえ懐かしさを覚えてしまう。

                  この映画を端的に言えば、「ホラー映画」だ。世界観や演技のリアルさの上に成り立つ人の心が作り出すホラー。爽やかな広告からは想像しがたいが、監督が吉田大八、主演が菅野美穂の時点で「何もない」はずがないのだ(鑑賞するまで原作者西原理恵子の自伝映画だと勘違いしていた私が言えたクチではないのだけど・・・苦笑)。この「ホラー」を成り立たせるために作り込まれている「リアルな世界観」が、さすがだなぁと感心してしまう。全員パンチパーマのおばちゃん達の会話や、見ていて恥ずかしくなるような菅野美穂と恋人役江口洋介のからみもすごくリアル。あぁこういうことするする・・・と見てて本当に恥ずかしくなった。

                  私の評価は☆3つ。
                  配役も映像も良かったけど、期待しすぎたかな。同監督の前作品「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」ほどの新しさもなく、全体的に及第点。良かったけど、特別すばらしくもなかった。
                  しかし、「腑抜けども・・・」がスカッ爽快に終わるのに対し、「パーマネント野ばら」はじわじわくる。また見たくなる。そういう意味では、見る度に評価が上がっていく作品なのかもしれない、と感じた。

                  あと、音楽がすごく良かった!福原まりさん、要チェックだなぁ。
                  | 映画 | 00:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                  デイリーヤマザキ鞍馬口店の焼きたてパン
                  0
                    コンビニでパンを買う人を見ると、いつも心の中でため息をついてしまう。
                    「京都には美味しいパン屋さんがこんなにあるのに、何を考えているんだ・・・!
                    便利だからと言ったって・・・。どっちかっていうとお菓子感覚なんだろうけど・・・ぶつぶつ」。
                    今たくさんの人を敵にまわした気がするが、お気を悪くしないでいただきたい。
                    今回はそんな私の先入観を壊してくれたパンのおはなし。

                    私のあなどっていたコンビニの一つであるデイリーヤマザキ鞍馬口店には、
                    なんと焼きたてパンが陳列されている。
                    値段も普通のパン屋より手頃で、丁寧にカロリーまで表示されている。
                    「だまされちゃいかん。これはコンビニのパンや・・・!」
                    京都のパン屋さんに忠義立てしている私は、
                    「今回コンビニでパンを買うのは一応『焼きたて』を名乗っているパンだからであって、決してコンビニパンに浮気したわけではないですからね!」
                    と、心の中で誰かに言い訳しながら一つ購入した。
                    生意気にもトングでトレーにのせてレジに持っていくそのスタイルは、
                    もはやコンビニを超えているといえる。

                    帰宅してトーストしてみること3分。
                    「ま、まぁコンビニのパンだしね!」と、飽きることなく私は誰かに言いわけをする。
                    今度は独り言として発声してしまっている。
                    狭い下宿で一人、誰に向けて言っているか分からない言い訳をつぶやくのも自分。
                    それに気づいて、「気持ち悪っ」と感じるのも自分。
                    なんだか情けなくなってきた。
                    いいや・・・もう。
                    さっさと食べよう。
                    半ばやけくそでパンをかじる。

                    ・・・・・・・・・

                    ・・・・・・・・・美味い。

                    サクッとした食感の先にはふわふわの生地とやや濃いめのバター味。
                    手でちぎってみると、その生地の繊細さやふわふわ感がより感じられる。
                    くやしい。
                    美味い。
                    ひょっとしたら、パン屋さんの中でも美味しい方かもしれない。
                    とりあえず、我らが同志社大学新町キャンパスの「焼きたてパン」よりは美味い。
                    くやしい。
                    「コンビニ業界の皆様、申し訳ありませんでした。」
                    そう心の中で謝りながらも、「でも、これはもはやパン屋だから!」とまたどこかに言い訳をしてしまう。

                    とにかく、あの日からよく買いに行くデイリーヤマザキ鞍馬口店。
                    おすすめです。


                    これは100円のデニッシュ系パン。
                    他にもピザパンや、カレーパン、メロンパン、ブール、クロワッサン・・・と種類も豊富です。


                    | パン屋さんレポート@京都 | 00:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                    鍋焼きちゃんぽん(105円)
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                       人間、見栄をはるとろくなことがない。
                      「他校に彼氏がいるの」と言って出会いのチャンスを逃したり、
                      オタクであることを隠して、会話の間違った情報を訂正したいのにできなかったり。
                      綺麗好きだと公言すれば友人の来客時に必死で掃除するハメになるし、
                      料理好きだと男性にアピールしてしまったら、「お弁当作ってよ」と言われて頭を抱えることになる。

                      過去は色々と頑張って自身を取り繕っていた私だが、今となっては開き直ってしまい、「最初っからレベルを落としておくのが一番」なんて最低な考え方をしてしまったりする。まるで、のび太だ。
                      ドラえもんが助けてくれるだけ、のび太の方がマシかもしれない。

                      前置きが長くなったが、
                      今回はそんなダメ人間が生きのびるのに必須の、インスタント食品を紹介したい。
                      冬になると発売される、「鍋焼チャンポン(生麺タイプ)」だ。
                      たったの105円でチャンポンが味わえるこの商品の魅力は、
                      インスタント食品ならではのスピーディさと、アレンジできる余白を残した程良い未完成具合にある。

                      タマネギをさっと炒めてのせるだけでもいいし、
                      かまぼこ・焼き豚・メンマをのせて、「まな板いらずの豪華ちゃんぽん」にしてもいい。
                      もちろん、何もなしの「素ちゃんぽん」もアリだし、
                      トマトをのせるなんていう冒険をしても、濃くのあるスープがカバーしてくれるので何も恐れることはない。
                      たった一つの商品でこれほどのバリエーションを楽しめる食品がほかにあるだろうか。
                      さて、ちゃんぽんという真っ白なキャンパスを今日はどう彩ろう。
                      この冬もお世話になります。


                      これは「メンマだけ☆胡椒でごまかしチャンポン」。手軽で美味。


                      | エッセイ | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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